参考
WinForms版:
JV-LinkをC#で使ってみる(WinForms版) ~1.サービスキーを入力する仕組みを用意する~
今回のソースコード
source – JV-LinkをC#で使ってみる(Console版) ~1.サービスキーを入力する仕組みを用意する~
開発環境
- Windows7 64ビット版
- Visual Studio Community 2017
- JV-Link Ver.4.5.1
はじめに
何故コンソールアプリケーションを作成するのか?フォームアプリケーションに比べて単純なConsoleアプリケーションはソースが見やすく、こういったサンプル作成には向いているのではないかと思っています。コードの流れを上から下まで順番に追っていく事が出来るようになる為、処理が見通しやすくなります。また、エラー処理や例外処理もすべて省き、必要な処理のみのソースコードを作成します。
環境準備
プロジェクトの作成
Visual Studio を起動し、メニューから「プロジェクトの作成」を選択します。
今回は、 Visual C# の「コンソール アプリ(.Net Framework)」を選択します。
プロジェクトフォルダーにプロジェクトが作成されました。
プロジェクトが作成されたら、ソリューションエクスプローラーから「JRA-VAN Data Lab.タイプライブラリ」の参照を追加します。
プロジェクトに「JVDTLab.lib」の参照が追加されました。
メインプログラムの作成
JV-Linkオブジェクトのインスタンスの作成
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var jvLink = new JVDTLabLib.JVLink();
表題の通り JV-Link クラスのオブジェクトをインスタンス化しています。フォームアプリケーションでは一番最初にフォームに貼った「 JV-Link 」のActiveXのコンソール版と思えば問題ありません。
JV-Linkの設定ダイアログ呼び出し
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jvLink.JVSetUIProperties();
表題の通り JV-Link の設定を呼び出します。単純にJVSetUIProperties()関数を呼び出すだけで問題ありません。フォームアプリケーションではメニューから呼び出していましたが、今回のコンソールアプリケーションでは最初に必ず表示します。if文で条件分岐することは可能ですが、今回のアプリケーションではとにかくソースを軽量化して見やすくすることを目的としているため、敢えて省いています。
動作確認
コードの編集が完了したらプログラムを実行して動作を確認します。
以上で、 JV-Link の設定変更ダイアログの呼び出が完了となります。