参考
前回記事
開発環境
- Windows7 64ビット版
- Visual Studio Community 2017
- JV-Link Ver.4.5.1
各種開発環境のインストール
JV-Linkのインストール
まずは JV-Link のインストールを行っていきます。 JV-Link とは前回も書いた通り JRA-VANデータラボ の全てのデータの取得・更新を行う為のツールとなります。
最初に JRA-VAN の公式サイトから JRA-VANデータラボ のサービスを有料登録します。 (月額2,052円(税込))
登録が完了したら、以下のページから JV-Link のインストーラーをダウンロードします。
JV-Link のインストーラーを実行し、インストールの完了を待ちます。
Visual Studio Community 2017のインストール
次にプログラミング環境の導入です。今回はC#言語を利用して開発していこうと思いますので、 Visual Studio をダウンロードすることにします。 Visual Studio をすでに導入済みであれば読み飛ばしてもらって構いません。
Visual Studio のダウンロードサイトから Visual Studio Community 2017 のインストーラーをダウンロードします。
Visual Studio Community 2017 のインストーラーを実行し、インストールの完了を待ちます。
注:インストール設定はデフォルトで問題ありません。
注:JRA-VANのサイトで配布されているVBサンプルはVisual Studio 2015用が殆どですので、Visual Studio 2017ではそのままのVBサンプルは動作しない可能性があります。
開発環境の初期設定
プロジェクトの作成
Visual Studio のインストールが完了したら、さっそく開発を始めましょう。 Visual Studio で開発を行う場合、最初にアプリケーションを開発するための「プロジェクト」と呼ばれるワークスペースを作成していきます。
まず Visual Studio を起動し、メニューから[プロジェクトの作成]を選択します。
次に Visual C# の[Windowsフォームアプリケーション]を選択します。
プロジェクトフォルダーに「プロジェクト」が作成されました。
JV-Linkの参照設定
プロジェクトの作成が完了したら、次に JV-Link を使用できるように設定を行っていきます。 JV-Link はインストール時にActiveXのCOMコンポーネントとして登録されているので、その参照をツールボックスへ登録します。
メニューのツールから[ツールボックス アイテムの選択]を選択します。
項目の中から[JVLink Class]を選択します。
「JVLink Class」がツールボックスに追加され、利用可能な状態となりました。
まとめ
今回は、 JV-Link を使用する為に各種開発環境の構築を行いました。次回からは、ようやく本格的にプログラミングを行っていきます。第1回目として、まずはアプリケーションから JRA-VANデータラボ へアクセスするためのサービスキーの登録(認証設定)を行っていきます。